2019/10/19
ある日、側湾症の女子高生がやってきました
側湾症は女の子に多いです。
早い子なら3歳位から発症したりしますが、
この女の子も幼児の頃から側湾症だったそうです。
生まれた時からウォーターベッドで寝ていたそうです。
この世に生まれて退院したその日からウォーターベッドだったそうです。
びっくりするでしょうこの話。
整体師としては、ちょっとありえへん!
そもそもぐっすり寝るためにウォーターベッドが良いのでしょうか?
ぐっすり寝るための条件としては、
まず第一にあげるのは
適度な寝返りが打てることです。ウォーターベットはほとんど寝返りが打てません
人は寝ている間に適度な寝返りをすることで体の歪みをとっています
寝返りが打てないと言う事は体が歪むと言うことです。
同じ姿勢で朝まで寝ると節々が痛くなるはずです。
人間の筋肉は同じ姿勢を続けると固まると言う習性があります。
入院中の方の自力で寝返りが打てない場合は看護師さんが夜中でも向きを変えてくれますよね。
そのまま放っておけば床ずれを作ってしまいます。
つまり寝返りが打てないベッドのマットレスや敷布団はダメなんです
低反発素材も同じです。体がベッドに沈みこむので寝返りが打ちにくいです。
頑張って寝返りをうとうとすれば、目が覚めてしまいます
一度、起きてから向きを変える人って以外と多いみたいです。
話を戻します・・・。
この女子高生の側湾症の原因はベッドにあったのかもしれません
いずれにせよ整体を進めていく上で止めていただかないとと言うことになりました
でも彼女はベッドを変える気はないと言うことでしたので、整体の施術を続ける事はお断りしました。
いくら整体で体を整えても夜の7時間の睡眠時間でまた歪みを作ってしまうからです。
側湾症とは背骨が左右に歪む症状です。
側弯症は先天性で原因不明とも言われますが、生活習慣で歪むこともあります。
からだが歪む可能性がある生活習慣は、全部辞めるべきです。
座り方も大事です。正しく座れない椅子には座らないことです。
寝ながら無意識のうちに寝返りが打てないと、目が覚めることも!
睡眠が浅くなりますね。
自由に寝返りがうてることが必須条件ですから、
ウォーターベッド売り場で何度も寝がえりをうって確認するべきですね。
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