夜中の授乳ってどうなの?

こんにちは 院長の高岸真智子です

夜中に授乳しているママへ

乳児の場合、お子様の夜泣きって大変ですね

ママは、子供が泣くとすぐに起きて、

おむつを取り替えたり、授乳したり・・・

ママはぐっすり眠れませんね。

今回は夜中の授乳について考えてみました。

 

赤ちゃん目線で考えてみましょう

本当にお腹が空いて、泣いているのでしょうか?

夜中に授乳するということは、夜中に食事ですよね。

赤ちゃんにすると、ちょっと目が覚めたらいきなり食事になった!

ということかもですよ!

 

大人でも、夜中に目が覚めて、食事しませんよね
(中にはおられるかもしれませんが・・・)

赤ちゃん目線では・・・

もしかしたら、無理やり食事させられているようなもの!?

最近の睡眠学では、赤ちゃんの夜中の授乳は不要と言われています。

 


生まれてすぐの赤ちゃんは、朝、昼、夜の区別がついていません。

なので、夜中に目を覚ましてしまうんですね。

その時に、抱き起すことで、

「眠いのに起こされた!」と、抗議しているのかもしれません。

 

人は昼行性です。夜行性ではありません。

赤ちゃんにも、朝は起きる 昼は活動する 夜は寝る ことを教えてあげましょう

昼によく遊んだ日はぐっすり眠ると思います

 

夜に泣いていたから、今日のお昼寝はいつもより多い目に・・・

ということは絶対にダメです。

昼寝が多いと、夜が眠れません

つまり、悪循環になります。

 

食事もしっかり目が覚めているときにします。

朝ごはんは寝ながら食べませんよね。

 

おはよ~ と 起きる

お顔を洗って、着替えて、すっきりと目覚めて、朝ごはん!

午前中はしっかり遊んでお腹を空かせましょう。

そして昼ご飯。

 

昼からもしっかり遊び、お昼寝、おやつ、・・・

日が暮れたら晩御飯。入浴 → そして、睡眠!

 

と、このように 朝昼夜とメリハリのある生活を規則正しく続けることで

赤ちゃんは朝は起きるもの

昼は活動するもの

夜は寝るもの

という生活を覚えるのです。

 

これは自然と覚えるのではなく、家族がそういうリズムを教えてあげるのです。

これが、生活習慣です。

3才までの生活習慣は、その後の一生にも影響しますので、

しっかりと正しい生活習慣を教えてあげてください。

これが、育児です。しつけです。

 

すると、嘘みたいに、毎晩決まった時間に寝るようになり

夜泣きもなく、朝までぐっすり寝るようになるんです。

 

生後1カ月くらいの赤ちゃんは、15時間くらい寝ています。

昼間でもうつらうつらしていますね。

寝ている間に、いろいろなことを学習し、成長しています。

そこから徐々に寝る時間が夜に集中していき、

起きている時間も増えていきます

 

これでママもぐっすり眠れるようになるんです。

パパが夜遅く帰ってきて、寝ている赤ちゃんを我慢できずに起こすなんてことは

くれぐれもしないでくださいね!!!

 

 

夜泣き

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